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頚椎後縦靱帯骨化症

頚椎後縦靱帯骨化症の原因、症状、治療について解説します。

頚椎後縦靱帯骨化症とは

「けいついこうじゅうじんたいこつかしょう」と読みます。

脊椎の骨と骨との間にある「靭帯」という組織が、骨のように硬くなってしまい、神経を圧迫してしまう病気です。

この病気は日本の臨床で初めて報告されたもので、治療法も主に日本で研究されています。

頚椎後縦靱帯骨化症の症状

以下のような様々な症状がみられます。

  • 手足のしびれ
  • 指先の運動障害
  • 歩行障害
  • 腕や肩が上がらない
  • 首や後頭部の痛み

指先の運動障害とは、たとえばボタンの開け閉めが難しくなるなど細かい動作が難しくなることです。

また歩行障害の症状が悪化すると、階段の上り下りがままならなくなり、手すりを使わなければ歩行が困難になってしまうことも。

頚椎後縦靱帯骨化症の原因

遺伝的要因や性ホルモンの異常など様々な意見がありますが、原因はまだ解明されていません

原因不明で、なおかつ後遺症の可能性が高い病気ということもあり、厚生労働省の特定疾患、いわゆる難病に指定されています。

原因が分からず、上記で紹介したような症状がみられたらすぐに病院へ診察に行きましょう。

頚椎後縦靱帯骨化症の治療法

治療法は、症状のレベルに応じて、主に2つに分けられます。

保存療法

薬物や頸椎カラーなどで処置を行いながら、症状が自然に回復していくのを待つ方法です。

完治する前に転倒などをして頸椎に衝撃を加えた場合、急激に症状が悪化する場合があるので、治療中は激しい運動は避け、基本的には安静にしなければなりません。

保存療法でも症状の改善が見られない場合や、症状が悪化してしまった場合には手術が必要になることも。

手術

脊髄への圧迫が見られる場合には、原則として手術を行います。

首の前方から切開して圧迫を取り除く方法(除圧)と、首の後方から切開して脊柱管を拡大する方法(椎弓形成術)があります。

脊髄への圧迫のレベルが強すぎる場合、または脊髄が委縮してしまって圧迫が認められない場合には、あえて手術が行われない場合もあります。