頸部脊柱管狭窄症をはじめ、脊椎に関するさまざまな疾患の治療をしている稲波脊椎・関節病院。どのような手術を得意としているのか、どのような口コミがあるのかなど、病院の特徴を確認しましょう。所属医師についても紹介しています。
稲波脊椎・関節病院では、頚椎の治療で「MECD」「FESS」「頚椎椎弓形成術」などを採用しています。
MECDとは、「内視鏡下頚椎椎間板摘出術」のこと。内視鏡を使用した新しい方式の手術で、限られた病院でしか受けられません。
FESSは、従来の内視鏡下手術よりも傷口が少なく、入院期間も短くできる低侵襲な手術方式です。PELDと呼ばれる、主に腰の椎間板ヘルニアに適用されていた手術方式が進化したもので、脊柱管狭窄症などさまざまな疾患に対応できます。
頚椎椎弓形成術は、狭くなってしまった脊柱管を拡大する手術で、通常は内視鏡を使用しません。大きく切開することもある手術方式ですが、稲波脊椎・関節病院では、できるだけ傷口が大きくならない工夫をして手術する方針を採用。徹底した低侵襲治療を提供している病院です。
稲波脊椎・関節病院は岩井グループの病院の一つです。岩井グループは、江戸川区と品川区に複数の医療機関を運営し、低侵襲治療の普及に貢献している病院グループ。1960年09月に始まった岩井病院が、岩井グループのルーツです。
岩井グループの他の病院としては、江戸川区の「岩井整形外科内科病院」や、FESS手術に特化した「岩井FESSクリニック」があります。
2015年7月に開院した「稲波脊椎・関節病院」には、「整形外科」だけでなく「リハビリテーション科」「放射線科」「内科」「麻酔科」があります。脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアだけでなく、関節のトラブルなどスポーツ整形に関する診療にも対応している病院です。
【略歴】
新潟大学医学部医学科を卒業後、インディアナ州立インディアナ大学勤務。その後、秋田赤十字病院 新潟大学医学部附属病院などで腕を磨き、2010年に岩井整形外科内科病院の整形外科部長に就任。2020年より稲波脊椎・関節病院の院長に就任しています。
自宅近くの病院2件を受診して、10日ほど経過したのですが、症状が改善しなかったので、こちらの病院を紹介されました。初診だったにもかかわらず、1時間ほど待っただけで、すぐ診察してくださいました。私の診断結果では、手術よりも麻酔で経過観察する方がよいとのことで、ブロック注射をしてもらいました。注射が上手で、説明が分かりやすく、安心して任せられる医師だと思います。
参照元:caloo(https://caloo.jp/hospitals/detail/4130003146/reviews/259656)
九州の病院で脊柱管狭窄症と診断され、1年ほど治療を受けましたが、全く改善せず、むしろ悪化していました。そこでネットでいろいろな病院を調べ、セカンドオピニオンとしてこちらの稲波脊椎・関節病院を受診。先生の対応は丁寧で、患者に寄り添って不安を解消しながら、納得がいくまで説明を繰り返してくださいました。そのおかげで、現状と術後の変化がどうなるのか、よく理解できたと思います。入院病棟は清潔で快適でした。病院スタッフのみなさんの対応の素晴らしさにも感動。術後は順調で、毎日5キロのウォーキングができるまでに改善しました。
参照元:google(https://goo.gl/maps/2FnyVLfZBTsJwDWr6)