整形外科領域は「脊椎・脊髄」「上肢」「下肢」「腫瘍」と4つの臨床グループに分かれ、より専門性の高い医療を提供している慶應義塾大学病院。このページでは同院の特徴や口コミ評判、所属医師などについて紹介しています。
慶應義塾大学病院は高度先端医療行為を要する患者さんに対応する医療機関として、厚生労働省より特定機能病院の認定を受けています。整形外科でも一般のクリニックや病院での診断・治療が困難な疾患を数多く受け入れ、外科的手術を中心とした高度医療を提供してきました。対象疾患は頸部脊柱管狭窄症、腰部脊柱管狭窄症などの脊椎疾患をはじめ、関節疾患やさまざまな外傷のほか、骨腫瘍や軟部腫瘍といった専門性の高い治療を要するケースなどあらゆる整形外科領域の疾患に対応します。
同大学の整形外科開講は1922年にさかのぼり、以来100年にわたって1,000名以上の整形外科医を世に輩出してきた、国内でも有数の実績と伝統を有する教室です。前述のとおり4グループの臨床チームが高水準の診療を行ない、大学病院の強みである基礎研究と臨床が一体化したハイレベルな治療法を追求してきました。新型コロナウイルス感染症が猛威を振るう前の2019年には、年間2,400件に上る専門性の高い手術を手がけた実績を有しています。
さまざまな専門的視点からトータルな痛みの治療を行なう「痛み診療センター」を有しているのは、他の医療機関ではみられない同院の特徴のひとつ。整形外科だけではなく麻酔科や精神科、リハビリテーション科といった幅広い診療科の専門医が知見を寄せ合い、慢性的な痛みを総合的に評価・診断します。それが痛みに悩む患者さん一人ひとりに個別性の高い治療法の提案につながっているのです。もちろん身体的な痛みだけではなく心理的な不安にもアプローチし、患者さんが心身ともに回復できるようサポートします。
【略歴】
脊椎・脊髄外科を専門とし、同大学整形外科講座をリード。自らも年間100例に上る手術を手がけているのが中村雅也先生です。1987年に慶應義塾大学医学部を卒業後、同大学整形外科助手と経て米国ジョージタウン大学に留学、帰国後も母校の講師、准教授として後進の育成にも力を注いできました。教授に着任した現在も臨床の第一線に立ち続けながら、iPS細胞を用いた脊髄再生移植の研究にも携わっています。
(前略)大病院のため診療科によって差はあるのでしょうが、整形外科、特に脊髄系は日本を代表する医療水準でお勧めです。
教授も2トップ、お二人とも脊髄が専門なため、如何に慶応が整形外科、脊髄に力を入れているかがわかると思います。(後略)
引用元:Caloo(https://caloo.jp/hospitals/detail/1130900280/reviews)
(前略)頸椎を開いて神経の通りをよくする手術は
大まかに慶応大学で考えられた慶大式と
東京大学で考えられた東大式があるのです、と
説明を受け、私の場合は慶応病院なので慶応大学式
=片側から頸椎を開いて、ボルトで固定する感じ=で
やって頂きました。
検査から手術までは様子を見る期間も含めて
半年近くを要しました。
とても丁寧に診ていただけました。
引用元:Caloo(https://caloo.jp/hospitals/detail/1130900280/reviews)
(前略)こちらの整形外科は、細かい専門にわかれており、各スペシャリストの先生が診て下さいます。全国何軒かの病院をまわり、やっとこちらの病院に辿り着きました。先生の診断のおかげ様で、私は今まで間違った治療をしていたという重大な事実が判明し、外科領域に留まらず、命拾いを致しました。本当に、感謝の気持ちで一杯です。(後略)
引用元:Caloo(https://caloo.jp/hospitals/detail/1130900280/reviews)