東京大学医学部付属病院の脊椎脊髄センターは2020年に開設され、脊椎脊髄センターでは4つの診療科(整形外科・脊椎外科、脳神経内科・脳神経外科、麻酔科・痛みセンター)の専門医が連携して診療にあたります。
脊椎とは「せぼね」、脊髄とは「せぼねの中に通っている神経」のことをいい、脊椎や脊髄に異常があると手足のしびれや字が書きにくい、歩きにくいなどの症状があらわれます。
これらの症状は整形外科の病気である頚椎症や頚部・腰部脊柱管狭窄症によるものが多いのですが、脳神経内科や脳神経外科の病気であるパーキンソン病や脊髄血管奇形などでもおこります。そのため複数の診療科で協力して診断をつけ、治療にあたるのが東京大学医学部付属病院脊椎脊髄センターなのです。
手術数約360件(2020年)と着実に実績を積み重ねている病院で、中には難しい疾患にも多く含まれているとのことです。
手術前に徹底的して病気の原因を検査し調べます。手術では高倍率顕微鏡を使用し精度の高い手術操作を行い、また、侵襲の小さい(体にダメージが少ない)治療を目指しています。
歩行障害やしびれなどの症状がある方に電気生理学的検査で検査を行い、脊椎脊髄センターで適切だと考えられる診療科を鑑別します。日本臨床神経整理学会専門医の指導のもとその症状の原因探求にあたっています。
急性期疼痛・慢性疼痛に悩む方へ神経ブロックや脊髄電気刺激療法、薬物治療などを実施しています。
頚椎症や腰部脊柱管狭窄症では、内視鏡を使った体に影響の少ない方法で手術を行っています。頚椎手術における術式を考案してきた実績もあり、2020年の年間の手術数は約360と非常に多くの経験があります。
※情報参照元:東京大学医学部付属病院脊椎脊髄センター(https://www.h.u-tokyo.ac.jp/patient/depts/sekitsui-sekizui/)
【略歴・資格】
脊椎脊髄センターでは「脊椎の疾患」に関する研究の促進と、啓発活動を目的として特定非営利活動法人「東大脊椎グループ」を発足しています。学会や論文などで得た知識を社会に還元し、より良い医療を届けることができるよう活動しています。
パーキンソン症候群の疑いで開業医から紹介状を書いて貰いました。はじめから電話での予約制で時間の無駄がなく、初診は最低30分の診察時間をとっているようです。検査、最新も予約制で15分前に受付するだけでほとんど待ち時間はありませんでした。
参照元: caloo https://caloo.jp/hospitals/detail/1131200150/reviews
東大病院では数名の先生方が診察されます。いつも混んでいて予約はとりにくく入院も待つことが多いです。ですが入院設備は良く食事もそこそこ美味しいし入院中は退屈しませんよ。タリーズ、ドトール、精養軒、コンビニや図書館もあります。
参照元:caloo https://caloo.jp/hospitals/detail/1131200150/reviews