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横浜市立みなと赤十字病院

頸椎症性脊髄症の治療で定評のある病院のひとつ、横浜市立みなと赤十字病院についてまとめています。

頸椎症性脊髄症治療・横浜市立みなと赤十字病院の評判

横浜市立みなと赤十字病院2005年、市立病院として開院した横浜市立みなと赤十字病院は、地域に根ざした質の高い医療を提供。

中でも高齢化を見据えた循環器内科・外科、そしてなにより脊椎脊髄外科の評判が高く、県内屈指の症例数を誇っています。

2013年度には診療科を23科から36科に増やして、患者さんたちの受け入れ体制を強化しました。

頸部脊椎管狭窄症をはじめとする脊椎疾患では、3名もの専門医が治療にあたっており、患者さん一人ひとりにあった質の高い治療を提供できる体制を完備。

2010年の診療実績によると、整形外科(整形・脊椎外科、整形・関節外科)の手術合計数は1,038件。

このうち脊椎関連(腰部・腰椎含む)の手術は297例となっており、実績の面は折り紙つきです。

主に行われる手術は、脊椎・上下肢の骨折手術・頚椎の除圧・固定を行う手術、椎間板ヘルニア摘出手術、前十字靭帯再建術など。

もちろん手術以外にも、患者さんに応じた適切な治療方法を提案してくれます。とくに紹介での来院が多いとのことですが、外来受診は紹介状がなくても受け付けてくれるそうです。

他院の治療で効果が見られず、セカンドオピニオンに訪れる患者さんも少なくないようなので、長引く治療に悩んでいる方は、一度訪れてみてはいかがでしょうか。

横浜市立みなと赤十字病院の治療と設備について解説

脊椎疾患に関する経験豊富な医師が、患者の必要を見極めて、手術の必要性を含め適切な治療を提案してくれます。

低侵襲(しんしゅう)治療で体の負担を極力減らす

横浜市立みなと赤十字病院では、脊柱管狭窄症に対して低侵襲治療を採用しています。

脊柱管狭窄症は、神経が圧迫されている部位やレベルによって、下肢に痛みや痺れがでます。場合によっては、一時的に痛みと痺れを感じる間欠跛行(かんけつはこう)、排尿障害を引き起こしかねません。

軽度なら保存療法が採られますが、重篤であれば内視鏡や顕微鏡を用いた後方除圧を行います。

横浜市立みなと赤十字病院は、低侵襲治療を用いて、体を極力傷つけないよう心がけています

また、腰椎椎間板ヘルニアに関しては、手術後のダメージが少ないとされる内視鏡を用いた手術(MED)が原則として用いられています。皮膚の切開は2センチほどと小さく、平均で術後3?7日ほど経過すれば退院できるようになります。

日本整形外科学会が認定した、内視鏡下手術を安全かつ適切に施行できるスタッフがいるため、安心して手術が受けられそうです。

高齢者に多い骨粗しょう症に伴う脊椎圧迫骨折は、大規模な手術になる高リスクを要していました。そんななか、横浜市立みなと赤十字病院は平成23年1月から健康保険適応となった「バルーン椎体形成術(BKP)」の施工認定施設となっています。

この手術はバルーン(風船)を用い、潰れた骨折椎体を広げ、安全にセメントを注入する方法です。安全かつ瞬時に骨を固めることで、痛みの軽減が期待できます。かつての手術法よりもダメージが少ないとされていますが、これは新しい手術法なので現時点ではどの病院に行っても受けられるものではありません。痛みが酷いという方は一度に相談を受けてみてはいかがでしょうか。

横浜市立みなと赤十字病院の医師情報

整形外科部長の小森博達医師は、横浜市立みなと赤十字病院の副院長でもあります

東京医科歯科大学医学部卒で専門分野は脊椎・脊髄疾患、腰部椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、頸髄症、脊髄腫瘍。日本脊椎脊髄病学会の指導医です。予約外の新患にも対応しています。

同医師は過去のインタビューにて、「手術は色々な治療を試したうえでの最終手段」という考えを述べています。患者に病状について正確に理解してもらい、末梢血管の血流を良くするための薬を処方するなどして、徐々に症状を回復させることを目指すことにより、同医師の経験上、6割ほどの患者の歩ける時間が増えるということです。

ただその状態でも患者がまだ不具合や不都合を感じる場合にのみ、手術を考慮するということでした。このように小森医師は、患者の本当の必要をよく吟味し、不必要な手術を避けるという点で深い配慮を払ってくれる患者目線の名医として、数々のメディアにコメントが取り上げられています。

病院全体では専門医の育成に力を入れており、整形外科においては専門研修プログラムを実施。

自律的に医師としての責任を果たし、周りから頼られるプロフェッショナルな存在が多く育つよう、病院内の医師に限らず横浜市全体でプログラムを組んでいます。優秀な医師を生み出そうとする姿勢がよくわかりますよね。

横浜市立みなと赤十字病院

  • 名称/横浜市立みなと赤十字病院
  • 所在地/神奈川県横浜市中区新山下3-12-1
  • アクセス/市営バス「みなと赤十字病院入口」下車から徒歩3分
  • 代表的在籍医師/小森博達医師
  • 受付時間/8:15~11:00 ※午後の一般診療のある科は、8:30~15:00

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