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頸部脊柱管狭窄症の薬物療法・その他療法についての解説

頸部脊柱管狭窄症の治療では保存療法と理学療法を行う

外科手術を必要としない整形外科疾患では、痛みや腫れを抑えるための対症療法として「保存療法」が行われます。

例えば、「腰や首が痛くて整形外科を受診したけれど、湿布と痛み止めだけを処方されて帰ってきた」とういう経験はありませんか?

「もう少し様子を見ましょう」と言われた場合、そのほとんどが保存療法であると言えます。頸部脊柱管狭窄症の保存療法には、主に薬物療法と理学療法があるので詳しく見ていきましょう。

薬物療法

頸部脊柱管狭窄症の保存療法の1つに薬物療法があります。薬物療法はあくまでも痛みや腫れを抑え、症状の悪化を防ぐものです。

症状の進行具合を医師が判断して行うものなので、「忙しくて受診できないから、市販の鎮痛剤で我慢しよう」と自己判断で行ってはいけません。

薬物療法では、「鎮痛剤」、「筋弛緩薬」、「循環障害改善薬」、「ビタミンB12」、「抗不安薬」が用いられます。

これらの薬には胃腸障害や眠気、出血しやすくなるなどの副作用が現れる可能性もあるため、通常は薬物療法だけを続けていくのではなく、他の治療方法と併せて実施していきます。

痛みを和らげるのに効果的な薬物療法ですが、重い症状には向いていないというデメリットもあります。症状が重くなるに従って、鎮痛剤の効き目が低下するからです。「痛みが酷いから、もっと強い薬を」と考えるのではなく、症状に合った治療方法をその都度検討していきましょう。

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