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自己診断セルフチェックシート

首の後ろが痛いなど、もしかして自分は頸部脊柱管狭窄症かも……。そんな人が気軽に試せる、セルフチェックシートを作ってみました。

首の後ろが痛い?ひょっとして頸部脊柱管狭窄症?

頸部脊柱管狭窄症には、首の後ろが痛い、腕がしびれるなど、さまざまな症状があります。

少しでも異変を感じたら、医者に相談するのが一番ですが、念のため自分でもチェックしましょう。

≪頸部脊柱管狭窄症 self check!!≫

※自分が該当するところだけ、チェックを入れてください

質問1:あなたの年齢は? 50歳以上
質問2:首まわりや肩の筋肉の強ばりや極度のコリ、痛みがある YES
質問3:腕が重く、だるさを感じる YES
質問4:肩こり、首の痛み、頭痛などを同時に感じる YES
質問5:握力が弱って力が入らず思うように手が動かせない YES
質問6:上肢(腕から手指にかけて)に強い痛みやしびれがある YES
質問7:以前、首に負担がかかるスポーツや動作を長期間続けていた YES
質問8:前腕の外側から親指や人さし指までにしびれや痛みが走る YES
質問9:中指・小指・薬指といった指先にしびれや痛みが走る YES
質問10:貧血気味で、ときどきめまいがする YES
質問11:首を曲げたり、ひねったりする癖がある YES
合計:

※合計が7点以上だった人は要注意、またはすでに頸部脊柱管狭窄症の可能性があります。
※なるべく早く、専門医がいる病院・クリニックで診断を受けてください。

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※【名医の定義】日本整形外科学会専門医かつ、日本脊椎脊髄病学会会員および専門医(2021年6月時点)

頸部脊柱管狭窄症は徐々に悪化していきます

セルチェックシートはあくまで参考ですが、合計点数が高ければ高いほど、頸部脊柱管狭窄症の疑いが濃いのも事実。

とくに、「首の後ろが痛い」「手が思うように動かないときがある」と感じている人は、専門の医療機関ですみやかに診てもらってください。

頸部脊柱管狭窄症は、急激に症状が進行するわけではなく、徐々に悪化していくため、自覚しにくいのが特徴です。また、症状が停滞することがあっても、放っておくことで、決して自然に治るものではありません。

  • 「ちょっと調子が悪いのはもう歳だから」
  • 「仕事が忙しかったから」

こんな気持ちで、そのままにしておくのは要注意!

首は、神経や血流、呼吸など命にかかわる大切な場所。用心にこしたことはないのです。

診察、治療にあたっては、できるだけ専門性の高い医療機関を選びましょう。

頸部脊柱管狭窄症の症例をあまり扱ったことがない、手術が得意ではない病院で診察を受けるのはおすすめできません。

専門的な治療が受けられず、結局は専門性の高い病院で診てもらうことになり、実際のところ、二度手間や三度手間になることも珍しくないのです。

頸部脊柱管狭窄症は、名医に治療してもらうことが大切です。

首の狭窄症「頸部脊柱管狭窄症」の主な症状

頚部脊柱管狭窄症では、まず、首筋への強いこりや痛みが初期症状として現れます。この段階では、通常の首筋や肩のこりと区別するのは難しいです。

しかし、首筋や肩のこりと同時に、首から肩・腕・手に掛けて痺れが現れるようなら要注意です。腕や手の痺れは神経系に異常があるときのサインだからです。

もし、ひどい肩こりに加えて、腕や手に強い痛みや痺れ、または動かすと重くだるい感じがするというときは頸部脊柱管狭窄症を疑ったほうがよいでしょう。

ほかにも、頚部脊柱管狭窄症の自覚症状として顕著なのが、指先の麻痺や歩行障害、排尿障害です。頸部の脊柱管が圧迫されることで、脳から送られた指令が腕や指へ届きづらくなるため、腕や指先に痺れが現れます。

握力が急激に弱まる・よくものを落とす・洋服のボタンが掛けられなくなる・お箸をまともに使えなくなる、といった症状をきたし、日常生活でさまざまな支障が現れるのです。

歩き方についても異常が見られるようになります。足が突っ張ったような歩き方になったり、両足を交差させるような歩き方になったりした場合は注意が必要です。

さらに、頚部脊柱管狭窄症になると、腰部脊柱管狭窄症と同じく頻尿・尿もれ・残尿感といった症状も現れます。

高齢者に多く見られる症状ですが、意外にも30~50代の比較的若い世代の人にも現れる症状です。

早期発見によって手術をせずに対処できる場合もあるため、疑わしい症状が見られる場合、速やかに整形外科や脳神経外科などの科目がある病院で診察を受けましょう

頚部脊柱管狭窄症の原因

原因はトップページでも触れているように、先天性の症状を除けば、老化や怪我、首に負担の掛かる生活習慣によって頸部脊柱管が狭まることで起こります。頸部の脊柱管が狭くなる原因は、主に3つです。

1.椎骨の間にある椎間板(クッションのような役割をもつ部位)が潰れて変形し、神経を圧迫

2.長年の頸部への負担により、椎骨(ついこつ)に骨棘(こつきょく/とげのように変形した骨)が現れ、神経を圧迫

3.猫背などの悪い姿勢の影響や、頸部への負担により靭帯(じんたい)が肥大し、神経を圧迫

以上の3つのほか、病院によっては頸部椎間板ヘルニアやストレートネックなどの湾曲異常も、広い意味で頸部脊柱管狭窄症だと診断されることがあります。

頚部脊柱管狭窄症になりやすい人

首や腰の狭窄症になりやすい人

  • 猫背など、普段から姿勢が悪い人
  • 長時間座って仕事をする人、または前かがみの姿勢で仕事をする人
  • 首や腰をひねる動作を毎日何度も行っていた人
  • 首に負担が掛かるスポーツを行っていた人
  • 50歳以上の中年以降の人
  • 男性(男女比2:1で男性がなりやすい)

中高年だけじゃない頚部脊柱管狭窄症~若者に増加傾向~

頸部脊柱管狭窄症は、長年の首への負担によって発症することがあるため、今までは中高年に現れる病だと考えられてきました。

しかし最近では、30代などの比較的若い世代にもこうした症状が現れているのです。その原因は「スマホ」の普及にあります。

スマホを操作する際、誰もが画面をよく見ようとし、前傾姿勢となります。長時間この姿勢でいると、「ストレートネック」と呼ばれる症状に陥りやすくなるのです。

ストレートネックは、通常湾曲している首の骨が真っ直ぐな状態になってしまう症状です。首への負担が大きくなるため、肩こりなどの原因となります。

このストレートネックは、頚部脊柱管狭窄症のリスクを高めるとされており、こうした理由から若者にも頚部脊柱管狭窄症の症状が現れているのです。

対策として、スマホを利用する際は意識して姿勢を正し、首への負担を抑えるようにしましょう。

こまめに首の疲れをとろう

頚部脊柱管狭窄症のリスクを抑えるためには、普段の生活で首への負担を減らすことが重要です。姿勢を正して過ごすようにしましょう。

そして、こまめに首の疲れをとるために、「重力首伸ばし」と呼ばれるストレッチ方法がおすすめです。両手両足を床につけ、首を重力に任せて下に向けることで、首の疲れをとることができます。

【重力首伸ばしのやり方】

  1. ヒジを曲げずに両手を床につけ、両足も膝立ちのような状態で床につける。
  2. 両手と両足を肩幅に広げる。
  3. 頭頂部を真下へ向けるように、ゆっくりと首を下へ向ける。
  4. 30秒間姿勢を保った後、またゆっくりと元に戻る。

1~4の流れを1日3セット行うことで、首のコリを解消し、負担を軽くすることができます。

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