頸部脊柱管狭窄症になると起こる症状について解説しています。頚椎や首筋の痛みなど、注意すべき症状についてまとめました。
頚椎や首筋に痛みを感じたら、黄色信号!
ここでは、頸部脊柱管狭窄症のおもな症状について見ていきましょう。
上記に挙げた症状がさらに重くなると、握力が弱って物をつかめなくなったり、排便・排尿障害に至ることもあります。
脊柱管が狭くなるなどの原因で脊髄が圧迫されると、中枢神経にも影響がおよび、首筋の痛みや手のしびれ以外にも、さまざまな部位に症状が現われるのが特徴といえるでしょう。
首の脊髄には、手足の神経以外にも、排尿や排便をつかさどる神経も通っているため、排便・排尿にも障害が出てしまうのです。
首の後ろが痛いなら要チェック!脊柱管狭窄症のセルフチェックシート
脊柱管が狭くなる原因は、脊柱管周辺の靱帯が老化などにより変形してしまうことのほか、椎間板が突出したヘルニアになったりすることが要因とされています。
しかも、頸部脊柱管狭窄症は症状の進行がゆっくりで、急激に表面化しません。
そのため、症状が進行していることに気がつかず、「首や手の調子が悪くなったのは歳のせいかな」などと勘違いして、症状がひどくなってから頸部脊柱管狭窄症と自覚するのがほとんどという現状。
これは、とても危険な状態なのです。
ですから、少しでも違和感を感じたら、頸部脊柱管狭窄症に詳しい病院で診てもらうことが大切。
何もなければそれにこしたことはありませんし、頸部脊柱管狭窄症であれば、そのまま最適な治療を受けることができます。
首は命にもかかわる重要な場所ですから、決して首の痛みや手足のしびれを「歳のせい」などと決めつけず、医師に診断してもらいましょう。
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