頸部脊柱管狭窄症をなぜ患ってしまうのか?首や肩、腕、手足、指先に痛みが起こったり、しびれる原因についてまとめました。
脊柱管が狭くなることで神経が圧迫され、首の痛みや手足のしびれなどの症状を引き起こしてしまう頚部脊柱管狭窄症。
その原因としては、頚椎骨軟骨症や頚椎後縦靭帯骨化症が挙げられます。
首をよく曲げたり、ひねったりする動きをよくしていたり(またはクセがあったり)、同じ姿勢で長時間を過ごすことが多かったりすることも、頚部脊柱管狭窄症の主原因です。
また、激しい接触プレーやヘディングで頭部への衝撃を与えるサッカーやラグビー、アメリカンフットボールといったスポーツを長期間していると、患うことも少なくありません。
このような要因から神経根が前後から圧迫され、頚部脊柱管狭窄症の症状を発症します。
日常生活やスポーツ以外にも、加齢が原因となることもあります。
重度の頚部脊柱管狭窄症ともなると、首から下の神経が麻痺してしまうほどの脊髄損傷になることもあり、「たんなる首の痛み」「ちょっとした手のしびれ」と、あなどってはいられません。
頚部脊柱管狭窄症の診察では、レントゲンやCTで脊柱管に狭窄があるかを調べますが、それだけですべてを判断できない場合もあります。
総合的に靭帯や椎間板、神経などの関係を判断するためには、MRIで検査することが重要です。
首を屈曲した状態や、そらした状態など、あらゆる角度で診察してもらい、狭窄の有無を調べてもらうためにも、頚部脊柱管狭窄症に適した設備のある専門医で診てもらってください。
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